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動物も糖尿病になる!?ペットの食生活の乱れが原因で起こりうる病気

2020年06月13日

犬や猫といったペットも糖尿病にかかります。糖尿病は、膵臓で作られるインスリンが不足したり、十分に機能しないことで起こる病気です。人間と同じように、糖尿病にかかった犬や猫の尿には糖が混ざっています。

犬と猫の糖尿病には違いがあり、犬はインスリン不足で引き起こされる1型で、猫はインスリンが効きにくい体になることで起こる2型と言う傾向があります。1型が起きる原因は、内分泌疾患やホルモンの影響によるものと考えられ、2型は運動不足や偏った食生活など、生活習慣が原因の一つと言われています。人間と同じく、ペットも食生活の乱れなどで病気になることがあるのです。

糖尿病を発症すると、水をよく飲んだり、おしっこの回数が増えると言った症状が出てきます。インスリンが不足した状態では、ブドウ糖を脂肪やグリコーゲンとしてエネルギーに変換しにくくなるため、体重が減っていきます。食欲はなくなる場合もあれば、以前よりも食べるペットもいます。糖尿病が進むと下痢や嘔吐、白内障といった症状が出てくることもあります。

糖尿病は中年以降に発症するケースが多いですが、若年層の犬や猫も発症することがあるので注意が必要です。いずれにしても食事が大きく影響していると考えられますので、普段から与える食事には気をつけたほうがいいでしょう。

糖尿病を予防するポイントは、体重オーバーに気をつけながら、バランスの良い食事を与えることです。特に炭水化物は血糖値を急激に上げてしまうので、量に気をつけ、他の食材と組み合わせて与えるようにします。特に食物繊維と一緒にすると、血糖値の急激な上昇を抑えることが出来ます。犬や猫が本来食べているものに近い食事を適量与えます。ペットフードは脂肪分をおさえ、タンパク質含有量が多めのものを選ぶようにします。

定期的に体重を測ると、体重オーバーに気をつけるようになります。食事はまとめて量を与えるよりも、1日複数回に分け少しずつ食べさせるようにすることは、体の負担を軽減する方法です。

糖尿病の治療は、1型または2型で変わってきます。インスリンが不足している1型は、インスリン投与をメインに食事療法をします。2型は食事で症状改善を目指しながら薬を投与していきます。2型の場合インスリン投与は必然ではなく、必要に応じて使います。もし食事で血糖値が安定したり、体重を落とすことでインスリンに反応しやすくなれば、インスリンの投与は不要になります。